光熱費のお得な使い方(ガス編)


ガスを節約するための基本
ガスを使うシーンと言えば、キッチンのガスコンロやバスルームなどがすぐ思い浮かびますが、最近ではガス給湯器が一般的になっている・・・らしい。下に書いてあるお湯張りの比較でも紹介していますが、ガス給湯器は、ガスコンロに比べて熱効率が良く、使い方しだいで節約効果が広がります。調理やバスタイムに有効活用するのはもちろん、日頃から温度設定や火加減に気を配るのが、節約に繋がります。
湯沸かしには給湯器を利用
給湯器はガスコンロよりもエネルギー効率がよく、20℃の水1gを沸かす場合で約60%の熱量で済むそうです。
やかんで湯を沸かす場合でも給湯の湯をくんで沸かした方がお得です。
給湯器の設定温度はこまめに変える
食器洗いなどの時に使うお湯は、低めの温度に設定しましょう。
65gの水道水(20℃)を使って1日2回、食器洗いをする場合、設定温度を40℃から38℃にすると、年間で約1910円の節約になります。
シャワーは17分以内!一分でも早くっ!
シャワー入浴17分は、浴槽200g1杯分に相当します。どちらでも必要なガス代は60円程度。
一日一回のシャワーを10分から9分に短縮したとすると、年間で約1324円の節約になるそうです。

火の大きさ(20cmのやかんで15℃の水2gを沸かした場合)
弱火

沸騰までに75.4分

4.1円
中火

沸騰までに15.6分

3.3円
強火

沸騰までに8.6分

3.7円
炎のはみ出しはガスの無駄。火の調節は重要です!
鍋底から炎がはみ出さない程度の火加減が、火力が無駄なく使えて、最も節約になります。
20cmのやかんなら、中火の火加減が一番お得。鍋を火にかける時は炎がはみ出さないように調節しましょう!

鍋(底)の大きさ(15℃の水2gを強火で沸かした場合)
24cmの鍋

沸騰までに7.6分

3.2円
20cmの鍋

沸騰までに8.6分

3.7円
16cmの鍋

沸騰までに11.5分

4.9円
大きな鍋底で、熱効率もスピードもアップ!!
同じ条件の水を早く沸かしたい場合は、底が平たくて大きいやかんや鍋を使うのが効果的です。
パスタや乾麺をゆでることを考えると、ひとり暮らしでも1つは大きめの鍋があると便利だし、節約にもなります。

お風呂(200gの浴槽で15℃の水を40℃に沸かした場合)
給湯式でお湯張り

8.1分
60.5円
風呂釜で沸かす

35.2分
70.2円
お風呂のお湯張りは給湯式のほうがお得♪
浴槽にお湯をためてい給湯式と、水から風呂を沸かす風呂釜式を比べると、給湯式のほうが早くて、ガスの使用量も少なくてすみます。これは給湯器の方がお湯を沸かすのに効率的だからです。

鍋の蓋(24cmの鍋で15℃の水2gを沸かした場合)
湯沸しの時に蓋あり

8.4分
3.8円
湯沸しの時に蓋なし

10.3分
4.6円
湯沸しをする時は蓋をする習慣をつけましょう!
鍋で湯を沸かすときも、蓋をするかしないかで、差が出ます。蓋をするだけで時間を短縮でき、なおかつ経済的です。
料理は毎日のことなので、蓋をする習慣をつけるようにするとъ( ゜ー^)

落とし蓋(24cmの鍋、18℃の水で大根の煮物を作った場合)
煮物に落とし蓋をする

17.9分
3.9円
煮物に落とし蓋をしない

36.0分
10.1円
落とし蓋は節約に効果的
煮物などの料理をするとき、落としぶた(木ぶた、アルミホイル、パラフィン紙)を使えば、味が早くしみ込むだけでなく、ガス代の節約にもなります。
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